今のところ、小学校探し、というかどこの小学校へ希望を出すか。その希望校4校を決めるまでが一番たいへんでした。
住む前に学校が決まってしまうので、実際に現地入りしたらその学校の学区内から家を探さなければなりません。
けどこれってすごいリスキーだと思いません?だから、勝手に「さすがに学区から外れてても近ければいいよね」くらいに考えていました。
でも。調べていけばいくほど、人気校ほど学区外受け入れがない様子。学区内だけでも定員をオーバーしているような学校ではとてもじゃないけど学区外から受け入れている場合ではないですよね。しかも学区外となるとどこまではOKでどこからはだめなのかとか揉めそう。
私が学校側の人間だったら受け入れたくない。そう思うと、なんだか妙に納得。
人気校狙いなら間違いなく学区内に住まないとダメ
一番最初に「この学校がいいな」と思った小学校へ、下見に行くときに学校見学できるかどうかを問い合わせたときに、スクールツアーはやっていないという内容の返信と一緒に、「この学校へ通う場合は必ず学区内に住んでください。学区外の生徒の受け入れはありません。」とはっきり言われました。
でもお察しの通り。
日本でもそうだと思いますが、公立の人気校の学区内は家賃が高くなりますよね。
ただでさえ高いんですよ。もう日本の家賃からしたら考えられないくらい高いんです。ちなみにうちの予算は週600〜800ドル。月2700ドル〜3600ドルくらい。今は1ドル100円近いので、ざっと30万を超える可能性大。
家賃だけで!!たっか。でもファミリー向け物件では週500ドル以下はほぼないかと。もちろんエリアによってはあるのだけど、ここでも問題が。
留学生OKな小学校と中学校は近くにない場合が多々
うちは長女が小学5年生のターム3からの編入になります。で、一応留学期間を3年と仮定しているから途中で中学へ進学します。
これが非常に厄介。小学校だけだったらもっといろんな選択肢が持てるのに、中学の学区内と小学校の学区が被っているところからしか探せないんです。
候補の中学の学区を全て印刷。その中に学区が重なる小学校も全て印刷。
もうパースの留学生受け入れOKの小学校の立地にかなり詳しくなりましたw
とにかく、うちは中学校の学区内に住まないとダメだということで、進学可能性のある中学校の学区を印刷します。それってどこで分かるの?って思いますよね。ここです↓
学校名をここに入れると学校のページへ飛びます。左上に「school details」とあるのでそこをクリックすると「Local intake area」とでてきて学区の地図がでてきます。
私はこれを気になる中学全て。その学区内の小学校を全て、印刷しました。
まずは中学校を選ぶ
それまで小学校を重点的に調べていましたが、このあたりで「中学を決めないと小学校が決まらない」と思いました。
なので、まずは中学校を選びます。ただ、土地勘もないし、知り合いもいないし、HPはあるけれどそんなのでは実際のところはわからない。
そもそも何を基準に選ぶべきか。
ICSEAが1000を超えているか
そこで使ったのがこのサイトです。
これも学校名を入れると人数や男女比率等学校の詳細がわかります。この詳細ページにICSEAという項目があるんです。学力をはかるテストから出された数値だとか。
これが1000を超えていれば優良。(本当かどうかは知りませんよ)
もう、私は最終的にはこれのみで絞りました。ちなみに小学校にも同じ項目があります。
1000を切る学校は候補外とし、1000を超えている学校の中から、その学区内に小学校があること。なおかつその小学校も1000を超えていること。
正直、これではダメだと思うwははは。
でも、ランキングとかを気にできるほど候補がないんです、小学校中学校が近くて、留学生OKの公立に絞っている時点でかなり絞られてしまう。それが現実なんだと思いました。
私立を視野に入れればもちろんもっと選択肢は広がります。でもうちはそこまでの余裕はない。だって家賃30万超え、、、w無理です。
学校によって学区の範囲は様々
これ、小学校も中学校も思ったことですが、学校によって学区の範囲が様々です。ある中学校は小学校がいくつもすっぽり入ってしまうほど広いのに、ある中学校は「え?これだけ?」と思うようなところも。
人のたくさん住んでいるエリアとか、学校のサイズとかも関係あるのでしょうが。
狙い目は校区が被っているエリア
これも日本と同じかもしれないのですが、学区の端っこのエリアの家は複数の学校の学区内に指定されていて自分で選べるようなかんじになっています。
私達が最終的に選んだ学校は中学はそれなりに人気のありそうな中学だったので、中学校の学区を優先しました。で、小学校の学区の他校と重なっているエリアだけがその中学の学区という小学校を選びました。(まだ受け入れてくれるか返事きてませんがw)
この小学校は激戦地ではなさそうで、ゆるりとした感じだろうなという印象です。そのため?学区に関しては相談にのりますよ的な返事をもらいました。なので、この小学校の学区から多少外れてもしっかりと中学校の学区内に住むようにしたいと思っています。
賃貸相場もチェックすべし
オーストラリアで有名な賃貸サイトDomainは学校名を入れれば学区内検索できます。これはRealestateにはたぶんない機能で、とても便利。
小学校の評判が良さそうな学区は家がとっても高いので家が全然予算内では出てこないというエリアも普通にあります。
学校が決まってしまうと、それは変えられないし、変えられるとしてもすごーく時間がかかると思います。だってシンプルに申請するだけでもう1ヶ月待っています。
小学校よりも中学校を優先
我が家は、小学校よりも中学校の評判を優先しました。ま、実際のところはわからないというのはいつも同じなのですが、ネット上で調べられるだけ調べました。
あとは、下見に行ったとき候補の小学校はほぼ見に行きました。外から確認するだけですが。
でもその時夫とも話したのですが、小学校はどこもあまり変わらないのかなと思いました。もちろんサイズの違いもあるし、新しいとか古いとかはあります。
そういうことではなく、学校のカリキュラムを見ても、調べたことを振り返ってみてもオーストラリアの小学校ってそんなにガツガツ勉強するわけではない。
遊びやスポーツや人との関わりに重点を置いた教育なのかなと。
中学以降、勉強が大変になっていくと聞いたのと、我が家も小学生の間は勉強を一生懸命やりすぎて他の時間があまりとれなくなるより、遊んだりボーっとしたりする中から自分で考えたり感じたりすることが大事なのかなと。
そういうわりに、日本語と英語の両立でなんだかんだと勉強を強いてますが、、、
でも朝の1時間と、週末は土曜の1時間半だけ。日曜は遊んでるだけ。
十分すぎるほどゆるいですよね。子供らしい子供時代!なはず。
ただ、やはり学業も大事だと思うのが夫も私も同意見。結局は両立することがとても大事だと。なので中学以降はしっかりと勉強も気合をいれてやってもらえるよう、周りにある程度いい影響をもらえそうな学校を選ぶのも大事なのかなと。
とか、いろいろ考えましたが。
最終的には通ってみなければ分からない。
でもそれでいいのかなと。それでこそオーストラリアへ行ってみる価値があるのかなと。
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