オーストラリア小学校留学に関する詳細のブログってほとんどなくないですか?
私も今、いろいろと調べているのですが実際の体験談がない!唯一すごく頼りにしていた母子で小学校留学をされていた方のブログを頼りにしていたのですが、なんと記事が全部削除されてる!
留学を終えて日本へ帰国されたんです。その数日後には全部消されてしまっていて。ご自身でビザの申請もされていたし、その方は私立校でしたが、いろんなことをとてもリアルに飾らずに綴っておられてとても貴重なブログだったのに残念です。
今住んでいるところでも、インターということもあって、オーストラリア等の英語圏に移住するのってすごく関心が高いです。オーストラリアはコストもすごくかかるのでなかなか手が出しづらい国なのかなと思うけれど、観光ビザで3ヶ月以内の短期も可能だし、やはり現地に飛び込むというのは本当に貴重な体験になると思います。
前置きが長くなりましたが、そんなこともあり、できるだけ詳細に書いていけたらと思っています。
今回一番の目玉は公立小学校見学
前回の記事にも書きましたが、下見に行く前に候補になる小学校全てに「いついつからいついつまで現地へ行くのですが、学校を見学させてもらうことは可能ですか?」とメールを送りまくりました。
オーストラリアの公立小学校はどこでもきちんとしたHPを持っています。なのでそこでEmailアドレスは分かります。Googleマップで学校のHPのリンクがあるところも多いので簡単にコンタクトをとることができます。
英語でのメールがハードル高い? ChatGPTが助けてくれます
小学校にメールって言ったって、英語でメール書くのがめちゃくちゃハードル高いんですけど。。。って思いますよね?
もうそんなのは全然問題ないです。Chat GPTが一瞬で書いてくれます。しかもですよ?これ、あまりにネイティブ的な文章で書かれてしまうと、メールの文章の印象と、実際に会った時の自分の英語力に乖離がありすぎてはっずってなりますよね?
GPT先生本当にすごいんですよ。例えば、私の英語力はおそらく英検2級から準1級あたりかなと思っています。(受けたことはありません)
GPT先生に英語レベルを伝えればそのレベルで文章書いてくれます
最初に「私は英検2級から準1級くらいの英語力です。その私が書ける文章でメールを作成してください」と指示を与えれば、程よいかんじで書いてくれます。
実際に私が送ったメールの一部です↓
2, Additionally, we will be visiting Perth from February 7th to February 12th and would greatly appreciate the opportunity to tour your school to better understand the learning environment and curriculum. Would it be possible to arrange a visit during this period?
書きたい内容を日本語で全て書いて、それを英語レベルを指定してEmailで使える文章として出力してもらうだけ。
もちろん自分で書くに越したことないけれど、移住の準備だけしていればいいわけではなく、日常業務をこなしながらだったので助けてもらえるところは助けてもらっています。
返事をくれたのは数校。見学OKをくれたのは1校のみ。
少なくとも10校にはメールしたと思いますが、見学をOKしてくれたのは1校のみでした。
ちなみにどの学校からの返信も「Dear 私のファーストネーム」で返信がきました。Mrsはついていませんw
娘たちが今通っているブリティッシュ系のスクールでは、子供たちが先生たちをファーストネームで呼ぶことはありません。Mr,Mrs,Miss Family nameで呼んでいます。おそらくこれが正しい形式なのです。先生からのメールも必ず「Dear Mrs私の名字」で来ます。
なので、オーストラリアはとてもフランクなのかもしれませんね。私はその方がありがたいので良かったです。
そう思うと送るメッセージももっとフランクでも問題ないのかもしれませんが、印象は大事かなと思うので初回は丁寧な文章を心がけています。
見学当日。ぶっきらぼうな受付スタッフに撃沈
さて。見学当日。
遅刻しないように時間に余裕を持って出発し、道に迷うことなく到着できました。
学校とやりとりしていたのは私だし、この移住について具体的に調べているのも私なのですが、夫の方が圧倒的に英語が堪能。
夫もそれをよく理解してくれていて、こういう場面でも夫が先に行ってくれます。だめなんですけどね。甘えています。
で、夫は自分が直接アポイントを取ったのではないので、いまいち理解が微妙で(事前に説明はしていました)。
そうしたら、Admissionの受付の方がすっごく冷たい人で。。。
これって別に大したことではないと今ならそう思えるのですが、外国人、しかも英語ネイティブに冷たくあしらわれると泣きそうになります。はぁ。
顔がすごい怒ってるみたいな感じだし、夫が言うことに対しても
「OK」とすっごく短く返答。。。
でもきちんとアポイントを取っていたので、待合スペースに促されました。おーこわ。。
校長自らスクールツアーを。こじんまりした学校。
その後来た校長先生。女性でちょっとファンキーな縁のメガネをかけていました。物腰やわらかく、笑顔で接してくれたので話しやすかったです。
校長室へ招き入れてくれ、まずは今後のプランと今の娘たちの学年や英語をどれくらいの期間べ勉強してきているか等聞かれました。
子供たちへも問いかけてくれましたが、初対面できちんと受け答えができない子もいるということも理解してくれていていました。
娘たちは緊張して首を縦と横に振るくらいでしたが、特に「本当に英語分かってる??」と勘ぐられることもありませんでした。
IECのない小学校。アジア人すらいない?
オーストラリアは移民をたくさん受け入れているので、移民に対する制度がとても充実していると思います。
小学校留学であってもIEC(Intensive English Centre)というノンネイティブの子が英語に慣れるまで主に英語中心に学ぶコースを併設している小学校があります。
英語力に自信がなくても、IECコースのある小学校に行けばそこからスタートできるので安心ですね。
私達が見学に行ったのはIECのない小学校でした。
校長室で話した後、校内を見学させてもらったのですが。
思った以上に外国人らしき子がいなかったです。
校長先生は、日本人はいないけど外国人の子は何人かいるから心配しないでねと言っていました。確か、ブラジル、ドイツあたりから来ている子がいると言っていました。
なのでほぼオーストラリア人。(オーストラリアなんだから当たり前ですがw)
アジア人っぽい顔もこの日は見つけられず。
ここに入ったらなかなか鍛えられるだろうなーという印象でした。
学校の規模は小さめ
私達が見せてもらった学校は、小さめの学校で、クラスも1学年1,5クラスというかんじみたいでした。
オーストラリアではわりと一般的なようですが、1年生クラス、1年生と2年生クラス、2年生クラスみたいなクラス編成がなされているということでした。
校舎は半分が建て替えられて新しくなっていて、新しい校舎も見学させてもらいましたがとてもキレイで私が日本で通っていた公立小学校とは大違いでしたw
でも実際に中に入って校内を見れたこと、学校に通っている子供たちの雰囲気を感じられてとても良かったです。
私達を案内してくれていた校長に生徒たちが手を振ったりしていて、校長が慕われているのも感じることができました。
廊下から教室内を見ていた私達に、教室の中から手を振ってくれた先生もいて、とても温かい印象でした。
入学許可(CoE)申請時の裏側の話
私が一番ありがたかったのは、CoEを申請するとどうなるのかというところが全然わからなかったのですが、それもこの見学のときに教えてもらえました。
これは、州によって、また時期によってとかいろいろ違うと思うのであくまで参考として。
西オーストラリア州は第一希望から第四希望の4校
実際にはもうCoEの申請は終えているので、その時分かったことも含めて。
まず、TIWAに申請する際、小学校(おそらく中学も)は最低4校は書いてくださいという説明が書いてあるのですが、実際には4校以上書く欄がなかったので、最低4校最高4校です。
とにかく4校書いてねということだと思います。
で、それが優先順位をつけられる形になっています。
この学校見学の際に、TIWAに申請するときにこの学校を第一希望に書いてくれれば、TIWAから「こういう留学希望者がいるけど受け入れられる?」と連絡がくるとのこと。
通常はその時に与えられた情報を見て判断するらしいですが、今回はもう事前にこうして会えているし名前も分かっているから連絡が来たら「受け入れOK」と返答するからねと言ってもらえました。
これ、かなりの安心材料ですよね。
もちろんそれで全ての申請がうまくいくわけでないのは分かっているけれど、こうして実際に会って言ってもらえるととても安心できます。
とか言って、拒絶されてたりして。(まだ申請結果がきていません)
実際に留学生を受け入れている学校のAdmissionの方たちに教えてもらえたことが本当にありがたかったです。
なので、もし下見に行く機会がある方は希望の小学校に見学できるか聞いてみるといいと思います。実際に行くことになる学校でなかったとしても、現地校の雰囲気を知れる絶好のチャンスです。
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