私達は母子移住です。娘は移住時小学校5年生と2年生です。通う予定は公立小学校。公立小学校はどこでもOKというわけではなく、International studentsを受け入れている学校から探す必要があります。西オーストラリアの場合は教育省のこのページからAvailable schoolsとして小学校も中高(オーストラリアは中高一貫がほとんど)も探すことができます。
まずは英語力があるかどうか
我が家の場合は、長女が4歳から、次女が2歳からインターに行っているので英語力は特に問題ないかなと考えています。(もちろん厳密にはここに問題を感じているのでわざわざオーストラリア留学するのですが)
IECという英語強化クラス
オーストラリアは移民を多く受け入れているため、英語ができない子供のこともきちんと体制が整っているみたいです。
IECといって、英語が堪能ではない子はまずは英語を強化するためのクラスが併設されている学校へ通うことができるみたいです。IECもどの学校にもあるわけではなく、留学生受け入れしている学校の中の数校に併設されているというかんじのようです。
私が調べたところによると、IECにも定員があるのでいつでもどこでも入れるということでもなさそうです。なので、IECが必要になる場合は早めに学校を申請してしまったほうがいいかもしれません。IECがあるところだけでいったら、エリアもかなり限定されてしまうだろうなと思います。英語力ゼロから入ってだいたい1〜2年ほどでメインストリームへ移行するとのこと。
IEC併設校メインストリームの英語レベル
IECの中でもレベル分けされているそうです。
ただ、1〜2年でメインストリームへ移行できるということはIECが併設されている小学校はメインストリームの英語レベルが本当にネイティブばかりが集まっている学校とはかなり違うのでは?と私は予想しています。
小学生からインターに入って、普通に授業についていけるようになるまで(授業中の発言を含め)、3年はかかるといわれています。私も子供たちが長い間インターに行っているのでそれは最低でもそれくらいかかるだろうと思います。
ただ、考え方によっては、英語がそれなりにできるけれどネイティブレベルにはまだ遠いという子にはむしろIEC併設校のメインストリームに入るというのもいいかもしれません。もちろんオーストラリア人生徒も多数いるわけだし、自分と同じように第二言語として英語を話す友達もたくさんいる。
日本人が多すぎないエリア
上記を考えてみると、我が家の場合はIEC併設校じゃないほうがいいのかなと思いました。インターで5年以上過ごしてきており、非英語圏インターで第二言語として英語を学んでいる子が多い学校では何も問題なく過ごせるレベルだからです。
日本人のお友達はほしい!
私は日本人のお友達もたくさんほしいです。子供たちもそう言っているし、やはり母語で話せる友達というのは海外生活においてとっても大切。長くなった海外生活で本当にそう感じます。
それに、家庭で日本語を話していても、お友達と使う日本語ってちょっと違うんですよね。だから娘たちは日本人のお友達と遊んでもらうことでたくさんの日本語の使い方を覚えてきました。
こういう生きた日本語に触れる機会はやはり、海外では日本人同士で遊ぶ以外にはなかなかチャンスがありません。
英語はしっかり伸ばしたい
その一方で、日本での教育を受けたことのない娘たちはこの先も日本での教育を受けることがないかもしれません。
それはイコール、英語で教育を受け続けることになります。自分の考えを英語で表現し、相手に伝えていかねばならないし、第二言語だからという甘えが通用しない世界を生き抜いていく必要があります。
そもそも、パパを在住国に置いて、離れ離れになってまで英語を学びにオーストラリアへ行くんだから英語にある程度はフォーカスする必要があると思っています。
なので、日本人のあまり多くなさそうなエリアを最初の候補としていくつかグーグルマップとにらめっこしながら絞っていきました。
日本人が多いのはスビアコやイーストパースエリア
パースはそこまで日本人が多いというわけではないと思うけれど、シティのあたりは日本人駐在員の方たちが多く住むエリアだそう。
シティビーチにある日本人学校のあたりももしかしたら多いのか?
でも、パースって日本人学校に通っている子は少ないそうで、現地校へ行って、補習校へ通うという子が多いみたいです。我が家も補習校行きたいけれど、すぐ入れないかもしれないらしいです。
とりあえず、シティのあたりは車の運転も怖すぎるので候補エリアからは除外。でもシティにある小学校はとても良い学校が多いそうです。
最終的に選んだところの決め手はビーチ
Available schoolsのリストの学校を全てGoogleマップへ登録し、それぞれの学校の学区を全部紙に印刷し、何日も地図とにらめっこしました。長女が途中で中学へ進学することになるので、中学のことも考えなくてはならず、中学校の学区内にある小学校しか候補として挙げることができない状態でした。
でも、結局、すごーーーーーく悩んだんですが。
決め手はビーチ。
ビーチが近いこと。
家からフラッとビーチに行けそうであること。
学校で嫌なことがあったら帰りにビーチに座って3人で夕日見ながらおしゃべりできそうなところ。
朝からビーチを散歩できるところ。
日本でも何度もビーチに近いエリアに住みたいと思ってきました。(サーファーでもないしマリンスポーツはリゾートで体験しただけレベルw)
でもなんか海っていいですよね。
けど子供が生まれてからは、地震と津波とか考えると実現されず。
地震のほとんどないオーストラリアまで行って、海沿いに住まないって、結局いつ海沿いに住むの?!って思いました。
もちろんビーチ沿いの家なんかじゃないですよ。ムリムリ。高すぎますwだけど、歩いてビーチに行ける距離に住めたらいいなと思います。
自然が嫌いな娘たちが、パースのビーチはすごく気に入って。あれだけキレイだったらみんなだいすきになりますよね。特に長女は、植物に触るのさえためらうレベルなので。
「今日なにしたい?」と聞くと「ビーチ!」と毎日即答だったのがとても印象的で。
今こそ選ぶべきタイミングなんじゃないかなって思いました。
まぁ、CoEもまだ取れてないんですがw TIWAからの連絡はたぶん今週はもう来ないと思うから来週かなぁ。来週取れるといいなぁ。
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