日々が過ぎていくのがあっという間で。
思ったことをいろいろと書いておこうと思っているのに、現実は毎日がどんどん過ぎていく。
子どもたち、あと数日で今のインターを終わり、オーストラリアへ引越し。
ここ最近の嬉しい出来事というと、夫が思っていた以上にこの状況を真剣に考えてくれているということ。
オーストラリアでのビジネスチャンスをゲットするために彼も動いてくれています。
子どもたちは、毎週末、毎金曜日の放課後、お友達と遊んでいます。
こんなふうにたくさん声をかけてくれる友達がいるけど、もう今はそこに私自身の努力は何もないんです。
子どもたちが、お友達から「最後に遊びたい!」と思わせることができている結果。
いいことも、嫌なこともいろんなことがあったここでの生活。
でも、総じて、やっぱりここに幼い時から住めて良かったなと思います。
友達関係に言語問題はもうない。
私はここでも娘たちの英語レベルがネイティブよりも劣っていると繰り返し書いているので、果たして娘たちってどんなレベルなの?というかんじになってしまっているかもしれないのですが。
彼女たちは年齢相応の英語を話していると思います。もちろん、スピーキングもネイティブのようには話せていないと思うのですが、友達や先生とのコミュニケーションで困ることはもうないレベルにはあると思います。
だから、去年このインターに転校して、クラスに日本語をメインで話す友達がいない生活になり、お友達は外国人のお友達の話のほうがよく聞くようになりました。
で、もちろん本人的にはいろんな問題を抱えてくるのですが、その全ては言語の問題ではなく、人間関係や、〇〇がずるかった!とかそういう問題でした。
それを聞いていて、この子達は普通に外国人のクラスメイトと学校生活を送れているし、英語という環境で十分にやれていると思えました。
私としては、この1年の彼女たちの英語の伸びがオーストラリア生活への順応も助けてくれるのではないかと期待しています。
インターの醍醐味は言語ではなく文化理解
最近、私自身ももうすぐここを離れるとあって、ここで出会ったいろんなママたちから誘ってもらって最後のランチ等に行っています。
とか書くと、リッチな生活をしている駐妻みたいに聞こえますが、全然そんなことはありませんw
我が家はこれからの二重生活できっちりと家計簿をつける生活になっています。
先日、お友達とそのママと一緒に朝ご飯を食べにカフェに行ったのですが、長女は自分の食べたいものを選びつつも「なるべく安いメニュー」を探してくれていたくらいですw
そんなわけで私もいろーんなママ(日本人も外国人も)と話すのですが、これからの時代、近い将来英語は話せなくても問題なくなると言われています。
じゃあ今そんなにお金をかけて子供をインターに入れたり、わざわざオーストラリアに引っ越したりする必要ってある?と思うのですが。
やっぱり、英語ももちろんですが、それ以上に大事なことはいろんな国籍の子どもたちの中で育つというところにインターの最大の価値があるんじゃないかなと私は思っています。
あとは英語もそんなに軽視していなくて、英語が自動同時通訳されることが当たり前になったとしても、生の自分の声でコミュニケーションが取れるということが要になるシチュエーションはまだまだあると思っているからです。
海外に住んでいるとよくわかります。
今の時代、簡単にビデオ通話できるようになって、私も日本の友達とは時々やっています。それは本当にありがたいことですが、やっぱり実際に日本に一時帰国して会って話すのとは何かが違うと思っています。
だけどやっぱり何にせよ、インターに通ったこの6年7ヶ月は貴重な時間でした。
英語も日本語も相手次第。だけど考え事は日本語。
長女は、相手がどっちの言語を話すかで自動的に自分の言語が切り替わると言います。どっちのほうが得意かと聞くとやや日本語なのかなーと思うけれど、ほとんど同じなのかなというかんじです。
私は、外国人のママと会う約束のときは、日本人のママと会うときよりも緊張するのですが、娘たちはそれがないそうで羨ましい。
それでも、長女は考え事は100%日本語でしていると本人は言っています。
面白いですよね。
次女も基本は日本語かなと思うのですが、おそらく学校にいるときは英語なんじゃないかなーと推測しています。というのも、学校で起きたエピソードを話すときは次女は英語で話すことが非常に多く、早口になるので、日本語で何かを考えているとは思えないのです。
そして、これは、頑張って諦めずに日本語を勉強してきた成果だなと思うととても嬉しくも思っています。
ビザのことも早くここに書きまとめたいと思いながらなかなかゆっくり時間を取れないまま渡航の日がきそうです。
でもこれだけは思います。
このアジア生活があって本当に良かったです。
そして、オーストラリアに挑戦してみようと思うことで、家族がより一層チーム感が増したと思っています。
ここから先、もちろん不安もすごくあるし、おそらく母である私が一番不安なのですが。
できることを精一杯やりながら、楽しむということも大事にしていきたいと思います。
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