【子どもの睡眠時間は何時間?】9歳と6歳を“19時就寝・10時間睡眠”にした理由

母の異文化奮闘記

子どもの睡眠時間、何時間が理想?

「小学生って、何時間寝ればいいの?」と疑問に思ったことはありませんか?

一般的に言われている理想は、

小学生は1日9〜11時間の睡眠が望ましいということです。

ですが、実際にはそこまで寝られていない子どもも多いかもしれません。

朝の準備、習い事、宿題、動画やゲーム……

気がつけば、就寝時間が21時を過ぎてしまう。

大切なのは、「睡眠時間の長さ」よりも、

「朝どんな様子で起きるか」や「日中の様子」です。

たとえば、

  • 朝、なかなか起きられない
  • 日中に眠そうにしている
  • イライラしやすくなる

こういったサインがある場合は、睡眠が足りていない可能性があります。


我が家では生活リズムを少しずつ整えていき、

最終的には 「19時就寝・10時間睡眠」 が定着しました。

とはいえ、それがすべてのお子さんに合うとは限りません。

大切なのは、

「その子の様子こそが、必要な睡眠時間を教えてくれる」という視点です。

わが家の生活リズム公開【19時就寝・5時20分起床】

「えっ、19時に寝てるの!?」とよく驚かれます。

けれど、わが家ではこのリズムが一番うまく回るのです。

平日の起床時間は5時20分。

私が5時に起きて、子どもたちは5時20分ごろ。

学校へは車で6時45分に出発するため、それまでに朝食・お弁当・学習などの支度を済ませます。


この国の学校の始業時間がとても早いんですよね。

幼い頃から朝が早い生活なので、寝る時間はとても早く、もっと幼い頃は18時に寝ていました。

ただ、朝が早いので、すごく早く寝ているけど「睡眠時間」という意味ではそんなに周りと差はないように思います。

また、朝が早くても「夜たっぷり寝ていれば、朝も穏やかに起きられる」ことに気づきました。

最初に生活リズムを整える時期は少し大変でしたが、

家族全体で“睡眠優先”の時間割にしたことで、心も体もラクになったのです。


もちろん、特別な用事がある日や週末はもう少し遅くなることもあります。

でも、基本は「19時台には眠る」というルール。

結果的に、子どもたちの集中力や気分の安定にもつながり、

わが家にとってはこのリズムが“王道”のようになっています。

二言語育児だからこそ、睡眠時間は超重要だった

わが家の子どもたちは、日中は英語環境、家では日本語という「二言語育児」のスタイルで育っています。

でも、実際にこの環境をやってみるとわかるのですが、

子どもの脳にかかる負荷は想像以上です。


「学校では英語、日本では日本語」

単純に聞こえるかもしれませんが、

実際には、言葉の切り替え・理解・定着のために、ものすごいエネルギーを使っています。

だからこそ、夜の睡眠時間は“脳と体の回復時間”として絶対に削れませんでした。


インプットが多い子育てほど、「アウトプット」よりも「定着」が鍵になります。

習い事があっても19時就寝は可能なのか?

「そんなに早く寝てるのに、習い事どうしてるの?」

と聞かれることがよくあります。

たしかに、夕方に活動する習い事って多いですよね。

それでも、わが家は“19時就寝”をなるべくキープしています。


その鍵になっているのが、

「夕飯をお弁当にする」という発想の転換でした。


たとえば、体操教室のある日は、

下校後にそのままお弁当を持って体操教室へ。

帰宅時は、夕方の渋滞もあり、車に乗っている時間が30分ほどあるのでその時間に夕飯を済ませます。

帰宅してからは「お風呂に入って寝るだけ」という状態にしています。

これにしてから、ものすごく楽になりました。


「夕飯は家で食べるもの」という思い込みを手放したら、

夜の時間がギュッと濃くなった感覚があります。

睡眠の質を上げたいなら、寝る直前の過ごし方がとても重要。

バタバタしないことが、心と体の安心感にもつながると感じています。


もちろん、毎回きっちり19時には寝られません。

でも、習い事があっても「遅くならない工夫」はできる

そう思えるようになったことが、わが家の生活リズムを支えてくれています。

食卓より睡眠?家族の会話はどうしてる?

「家族の会話は、やっぱり夕食の時間が大事じゃない?」

そんな声をよく聞きます。

もちろん、食卓での会話は大切です。

でも、わが家はあえてそこにこだわらないことにしました。


平日の夜はとにかく「睡眠時間の確保」が最優先。

だから、一緒に食べない日があってもOKとしています。


その代わりに、私は平日必ず子供たちと一緒に朝食をとるし、週末に会話の時間をたっぷり取る

朝食を一緒にとることを実現するために、4時に起きてお弁当を先に作っていた時期もあります。

私は、“話す時間”って、

「どこで食べるか」より「どうやって向き合うか」のほうが大事なんです。


たとえば、朝の登校前にリビングで一息つきながら、

「今日は何が楽しみ?」と声をかける。

土曜日のブランチで、子どもたちの一週間を振り返る。

そんな小さな積み重ねが、

わが家のコミュニケーションの土台になっています。


「夕食=家族の会話時間」と決めつけない。

食卓の役割を柔軟に手放したら、暮らし全体にゆとりが生まれた気がします。

早く寝ることで、子どもも親もハッピーになった

睡眠で心と体って本当に整うと思っています。


「子どもをそこまで早く寝かせるのって、なんだかかわいそう…」

そんなふうに感じることはありませんか?

でも実際は、早寝こそが、子どもにとっての“最高のごほうび”だったと実感しています。


10時間しっかり眠った朝は、子どもの表情がちがう。

機嫌が良くて、動きもスムーズ。

イライラやグズグズが減って、親もラクになります。


そしてもう一つの大きなメリットが、親の“夜の自由時間”ができること

子どもが19時に寝ると、そこからは自分の時間。

たまっていた家事も、ゆっくりやればストレスなし。

読書や趣味、仕事の準備なども落ち着いてできます。


「夜に自由時間がある」だけで、心にグッと余裕が生まれる。

その余裕が、また翌朝の笑顔につながると思うんです。

結局、子どもがしっかり眠れる環境を整えることは、親の幸せにも直結しているんだなと感じています。

まとめ:子どもの睡眠は“環境づくり”で決まる

必要なのは「何時に寝かせるか」ではなく「眠れる流れ」だと思います。

早く寝かせたいのに、なかなか寝ない。

「もう◯時だから寝なさい」と言っても、子どもは全然ベッドに向かわない。

そんなときこそ、見直したいのが “寝るまでの流れ” です。


私たちが意識してきたのは、「眠れる環境」と「流れのパターン」

たとえば、

  • 寝る2時間前にはスクリーンの類は見せません。
  • お風呂→パジャマ→読み聞かせ→おやすみ等子どもにとって寝るまでのルーティーンを作る。
  • 早起きをして、日中にしっかり運動させて身体も疲れさせる。

これらの小さな工夫が、「そろそろ寝る時間だよ」と体に教えてくれるサインになります。


大切なのは、“何時に寝るか”より、“スムーズに眠れる仕組み”をつくること

そしてその仕組みが整うと、子どもだけでなく、親の夜もラクになります。


睡眠って、目に見えにくいけれど、

実は 子育てを根本から支えてくれる最強のサポートツール

だからこそ、もっと大切にしたいし、

「早く寝かせなきゃ!」と焦るよりも、

「自然に眠れる環境」を一緒に整えていくことを意識しています。

そこには、2言語間で生きる厳しさがあったと思います。

英語でも日本語でも、ネイティブにはなかなか追いつけない。

本当の意味でのバイリンガルになるって果てしない道だと思っています。

だからこそ、睡眠時間が本当に大切なものだと思っています。

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