【Pivotに学ぶお小遣い制度】子供は自発性を掻き立てられると動く!

家庭学習法

先日、Pivotで観たお小遣い制度が非常に面白かったので、我が家でも導入することとしました。

これは非常に興味深いし、親にとっても子供にとってもいいやり方ではないかなと思いました。

子供の自発性を育てるという意味でもやらない手はないのでは?

まずはこの動画を観てもらうと非常にわかりやすいと思います。

これまではお小遣いをあげていなかった我が家

お小遣いってあげている家庭とあげていない家庭があると思います。

我が家はずっとあげていませんでした。

海外で生活していると、子供達が子供だけで自由に行動できる環境にないため欲しいものや必要なものは一緒に買い物に言って購入していました。

時々、すごく欲しいものがあると自分で貯めてきたお年玉等で買うこともありました。

それと、これは私の怠惰なのですが、お年玉も最近まで私が没収状態でした。

ひどいですよね。。

お年玉って大体日本円でもらうことが多いのですが、住んでいる国では使えないので私が一旦預かるといって家族みんなで忘れるパターンです。

なのでここ2〜3年でしょうか。ちゃんと親族からもらったお金は本人たちが管理するようになりました。

年齢✖️100円を毎週あげるお小遣い制度

毎週、年齢✖️100円って多いですよね。

我が家は11歳と7歳なので、1100円と700円。

月じゃないんですよ。週!

なので、長女は月に5000円近く、次女も3000円ほどもらう計算となります。

5つの使用目的にカテゴリー分けし、子供自身で管理。

これ、もらったお金を

貯金、投資、寄付、必要なもの、欲しいもの

というように5つのカテゴリーに分けるんです。

子供であっても投資を学ばせるという点も気に入りました!

会社設立というものを説明するにあたり、株式とかって切っても切れないものだし自分で投資を経験することができればわかりやすいですよね。

ただ、ここに関しては私も子供たちもまずは勉強をしようと思います。

なので、毎週分けてはいるけど、投資はまだ稼働していません。

海外の学校では寄付の機会は日常的にやってくる

インターでもそうでしたが、オーストラリアの小学校では寄付を募ることがよくあります。

先日、運動会の日もアイスキャンディを2ドルで売るから買ってね!とお知らせが来ました。

その収益を学校のPTAのようなところの運営費に充てます。

インターでもBake Saleをやって、そこで売る商品となるものを子供達に持たせます。

学校で販売して、その売り上げをPTAの運営費として使うようです。

そうでなくても、レジ横に募金箱があったりもしますよね。

意外とたくさんある「必要なもの」

学校で使う文房具はもちろん、洋服や靴も成長と共に新しいものが必要になります。

この点、次女はお下がりという最強の切り札がありますね。

学校のちょっとした社会見学や遠足もあります。

そういうものも、我が家は一旦子供達に全部自分で買ってもらおうと思っています。

この必要なものをどこまでの範囲にするかは、家庭によって色々かなと思うところでもあります。

我が家は健康に生きるための食べ物や清潔を保つためのものは私が買うことになりました。

これも子供達と話し合って決めました。

お菓子は、今、家にあるお菓子がなくなったら自分たちで買うそうですw

子供達から出てくるアイデアがたくさん!

お菓子を自分たちで買うというアイデアは次女が出した案でした。

それに長女も同意。

理由を聞いてみると、

「お菓子は体のためには食べない方がいい。でも美味しいから食べたいもの。」

自分で買わないといけないとなると、本当に食べたいのかよく考えるから食べる量も減ると思う。

そうしたら、お金もセーブできるし、身体にもいいよね!と。

面白いです。子供達が自分たちで出したアイデアであるというところがいいですよね。

しょっちゅう壊れていた水筒問題も解決

まだオーストラリアに来て、4ヶ月なんですが次女は水筒を4本も買っています!

学校に忘れてきてしまったりすることもあるので、2本は用意するのですが、すでに2本捨てているんです。

ストロー部分を噛んで、噛みちぎってしまって蓋が機能しなくなったり。

そもそも水筒の作りが良くないのでしょう、単純に壊れたり。

しかも、これからこれから暑くなることを考えると保冷タイプのものがいい。

そうなると安くなってる時に買っても15ドル以上はどうしてもするんですよね。

母としては、水筒も自分で買ってもらうというのが本当に嬉しいですw

欲しいものはもらうお小遣いの24%

週に年齢✖️100円ってすごく多いですが、Pivot内で紹介されている内訳では欲しいものに使う目安は24%とのこと。

そう考えるとそこまでたくさん使えるわけでもないし、私の予想では必要なものが結構かかってしまうのでは?と思っています。

なので、実際には子供達はあまり自分の欲しいものを無鉄砲に買うことはないのかなと思っています。

提案はスライドで授業スタイルにして楽しく!

これをPivotで観た私は、「これは絶対に娘たちにハマる!」と思い、速攻でスライド作成をしました。

というのも、今は2拠点生活でたくさんレジャーに出かけるような余裕がありません。

なので、思いついたことをいかに楽しくやるかというのが子供達の生活でとても大事だと思っています。

お金をかけずに楽しく時間を過ごす方法を常に模索しているという感じでしょうか。

いつも使っているCanvaを使って今回も作りました。

大枠のデザインがテンプレートで簡単に選べるのでとてもおすすめです。

無料で使えるもので十分なスライド資料の作成が可能です。

スライド内でもたくさん質問して考えさせる

作ったスライドには、文字はあまり多く入れずに、質問をたくさん入れました。

そして、お金について考えてもらいます。

例えば、「月に30ドル以上も手に入ってしまうって自分たちのためにいいことだと本当に思う?」とか。

正直、次女には難しい問いもありますが、それでもいいと思っています。

彼女なりに考えること、そして意見を出すことが大事。

長女はかなり真剣に考えていました。

提案したその日からスタート

提案プレゼン終了後、本人たちも乗り気だったので、早速スタートしました。

ジップ付きの袋に自分たちで何のお金を入れるかを書かせました。

今まで貯めてきたお小遣いも全てオーストラリアドルに換算して両替。

翌日には長女が自分で収支表と購入リストを作成

子供って「任せてもらえる」ということが好きですよね。

なかなかの金額を任せてもらえることになって長女はとても嬉しい様子です。

我が家は17時までPCを使っても良いことになっています。

19時就寝なので2時間前までということで17時です。

私のプレゼン翌日の帰宅後、一息つくと、私が何も言わなくてもシャワーを済ませ、PCに向かっていました。

「プリンター使ってもいい?」と聞かれ「いいよー」というと何やら印刷。

自分でお金の管理表を作っていました。

これもとてもいいことですよね。

自分で考えてPCで表を作成するのです。

で、きっと使っていくうちに「もっとこうしたほうが使いやすいな」等感じるはずです。

そうすると自然と資料作成の精度を上げたいという気持ちも生まれるかもしれません。

さてこの新しい彼女たちの挑戦がどう機能していくか楽しみです。

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