このままで大丈夫? 学校では学べない“考える力”をどう育てるか

Sandy Minds

「このままで大丈夫?」と思ったきっかけ

子どもたちの放課後の過ごし方を見ていて、ふと「このままでいいのかな?」と思う瞬間がありました。

うちの子どもたちが通う学校では、宿題が出ません。

平日はYouTubeもゲームもせず、学校から帰ると自由に過ごしていました。

絵を描いたり、本を読んだり、折り紙をしたり。

日によってすることは違うけれど、何かに追われることなく、のんびりと過ごしていました。

それはそれで悪くないはず。

でも、そんな様子を見ながら、心のどこかで引っかかるものがありました。

「この時間、もっと充実させられないだろうか?」

一方で、無理に何かを詰め込むのも違うと感じています。

学校の勉強はしっかりやっているし、習いごとを増やして忙しくしすぎるのも考えものです。

でも、せっかくの放課後の時間。もっと「学び」につながるような、ワクワクできる過ごし方があるのでは? そんなことを考えるようになりました。

そこで、いくつかの習いごとを調べてみました。

英語や算数の補習、ピアノやアートのクラス、スポーツ系のスクール。

でも、どれを見ても「これが今、子どもたちに必要なものなのか?」という確信が持てませんでした。

子どもたちが「やりたい!」と思えるものがなく、私自身も「これがベスト!」と言えるものが見つからない。

じゃあ、どうする?

「ないなら、自分で作ればいいのかもしれない。」

そんな考えが浮かびました。

「それなら、自分で作ろう!」Sandy Minds始動

どうせなら、ただ知識を増やすだけではなく、「考える力」や「創造力」が育つような時間にしたい。

そこでふと思いました。

「ないなら、自分で作ればいいんじゃない?」

考えてみれば、子どもたちに必要な学びは、学校や習いごとだけが提供するものじゃない。

だったら、家でできる 「楽しく学べる環境」 を作ってしまえばいい。

「Sandy Minds」 は、そんな思いから生まれました。

「Sandy Minds」って何?

Sandy Mindsは、「好きなことを通じて、これからの時代に必要な力を育てる」 をコンセプトにした、わが家の“探究学習”の場。

📌 大事にしたいのは、3つの力

思考力(自分で考える力)

適応力(変化に対応できる力)

創造力(ゼロから何かを生み出す力)

知識を詰め込むのではなく、「自分で考え、行動する経験」 を積み重ねていく。

子どもたちがワクワクしながら、学びに向かえる時間を作る。

そんな場所を、家の中に作ろうと決めました。

何をする? まずはマイクラ村づくりから!

「では、具体的に何をするのか?」

ただ「勉強になるからやる」のではなく、子どもたちが本気でワクワクできるものを選びたいと考えました。

そこで、まずは 「マイクラを使ってどんなことができるか?」 を一緒に考えることにしました。

なぜ、マイクラなのか?

マインクラフトは、ただのゲームではありません。

自由に創造できる → ルールに縛られず、試行錯誤しながらものづくりができる

実験ができる → 「やってみてダメなら修正する」を繰り返せる

チームでの協力が求められる → 役割分担や意思疎通が大事になる

何かを学ぶとき、「受け身で教えられる」よりも「自分で考えて動く」ほうが圧倒的に身につきます。

マイクラは、その「自分で考えて行動する経験」を自然に積み重ねることができるツールだと考えました。

なぜ、村づくりなのか?

「マイクラで何をする?」と考えたとき、いくつかの選択肢を提示しました。

・建築? 町づくり?

・レッドストーンを使った回路づくり?

・サバイバルで資源を管理しながら生き抜く?

その中で、一番「やりたい!」という声が大きかったのが…

「最強の村づくりプロジェクト」 でした。

📌 どうすれば、みんなが住みやすい村になるのか?

📌 どんな建物や仕組みが必要なのか?

📌 資源はどのように管理し、効率的に使うのか?

考えることが山ほどあり、それらがすべてつながっていきます。

さらに、村づくりは 「個人の創造力」 だけでなく、「チームで考え、協力する力」 も必要になります。

「誰がどの役割を担当するのか?」

「お互いにどのように助け合うのか?」

ゲームの中で、こうしたリアルな課題に向き合うことができます。

遊びながら、自然と 「計画する力」「協力する力」「問題解決の力」 が育つ。

それが「最強の村づくりプロジェクト」を選んだ理由です。

なぜ「遊び」の要素を入れたのか?

学びというと、どうしても「机に向かって勉強する」イメージが強くなりがちです。

でも、本当に力がつく学びって、もっと自然で、もっと楽しいものではないでしょうか?

子どもたちを見ていると、「好きなこと」「楽しいこと」には驚くほどの集中力を発揮 します。

気づいたら何時間も没頭していて、大人が「もう終わりにしよう」と言わなければ続けてしまうほどです。

📌 好きだからこそ、自分で工夫する

📌 楽しいからこそ、何度でも挑戦できる

📌 「やらされる学び」ではなく「自ら学ぶ姿勢」が生まれる

だからこそ、「学びを遊びの延長にする」 ことが大事だと考えました。

「遊ぶように学ぶ」「学ぶこと自体が楽しい」という状態を作ることで、

子どもたちが 主体的に考え、行動する力 を身につけられると確信したのです。

マイクラが“考える力”を育てる理由

Sandy Mindsの第一歩として、なぜマイクラを選んだのか?

それは、マイクラには 「考える力を育てる仕組み」 がたくさん詰まっているからです。

正解がない → 自分で考えて試行錯誤する

リソース管理が必要 → 資源をどう使うか計画を立てる

協力プレイができる → コミュニケーションとチームワークが鍛えられる

問題が起きる → 自分で解決策を見つけなければならない

例えば、何もない場所から村を作るとします。

「まず、どこに家を建てる?」

「村人を増やすにはどうする?」

「食料はどう確保する?」

マイクラには**「考えるきっかけ」** がたくさんあります。

試してみて、うまくいかなければ改善する。

その繰り返しが、「自分で考える力」を育てていきます。

また、ゲームだからこそ、失敗してもリスクがない。

だから、「とりあえずやってみる」 ことができるのも大きなポイントです。

この経験が、「どうすればうまくいくか?」を考える習慣につながっていきます。

「遊びながら学ぶ」から「考えながら学ぶ」へ

マイクラをただ遊ぶのではなく、

「遊びながら、気づいたら考えている」 という状態を作ることが大切です。

この村づくりプロジェクトでは、ただのゲームではなく、

「戦略的に考え、試行錯誤し、仲間と協力する」 という実践的な学びが詰まっています。

Sandy Mindsの最初のプロジェクトとして、

「遊び × 学び」 を最大限に活かせるマイクラ村づくりを選びました。

Sandy Mindsとは? これからの時代に必要な学びの場

こうして、Sandy Minds は生まれました。

「遊び」と「学び」を分けるのではなく、

楽しいからこそ夢中になり、その中で自然と考える力が身につく環境を作る。

それが、Sandy Mindsのコンセプトです。
と言っても、ただの家庭内プロジェクトですがw

でも、こうして名前をつけてそれっぽくやること自体を楽しめている気もしています。

Sandy Mindsが目指す3つの力

Sandy Mindsでは、これからの時代に必要な3つの力を大切にしています。
繰り返しとなりますが、これが本当にこれからの時代に大切だと思っています。

📌 ✅ 思考力(自分で考える力)

→ 正解がない課題に向き合い、自分なりの答えを導き出す経験を積む

📌 ✅ 適応力(変化に対応する力)

→ 計画通りにいかなくても、試行錯誤しながら前に進む力を身につける

📌 ✅ 創造力(ゼロから何かを生み出す力)

→ 自分のアイデアを形にし、実際に作り上げることで学ぶ

知識を詰め込むのではなく、

「自分で考え、試し、学ぶ」 というサイクルを回していくことがSandy Mindsの目的です。

これからのSandy Minds

Sandy Mindsの第一歩として、マイクラの最強の村づくりプロジェクトが始まりました。

でも、これはゴールではなく、あくまで最初のチャレンジ。

これからも、子どもたちの「やりたい!」をベースに、

新しいプロジェクトを立ち上げ、学びを深めていきます。

📌 「これからの時代に必要な力」を、遊びながら学ぶ。

📌 「楽しい!」の中に、学びがある。

📌 「やらされる勉強」ではなく、「自分で学びたい!」を育てる。

それが、Sandy Mindsの目指す形です。

子どもたちにどんな効果が感じられるのかもここで報告していけたらと思っています。
そして、マイクラを使った村作り以外にもいろんなことに挑戦していけたらいいなと思っています。

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